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◆◆◆柴田秀樹高松高裁裁判長・片多康高知地裁裁判長
2007/12/09 (Sun)
柴田秀樹 高松高裁裁判長 判決記事
一審支持し控訴棄却 高松高裁 2007年10月31日
春野町の国道で06年3月、県警交通機動隊の白バイとスクールバスが衝突、同隊員(当時26)が死亡した事故で、スクールバスを運転していて業務上過失致死の罪に問われた無職片岡晴彦被告(53)=仁淀川町森=の控訴審判決が30日、高松高裁であった。柴田秀樹裁判長は「被告が右方の安全確認を十分にしていれば、衝突を容易に避けることができた」とし、禁固1年4カ月(求刑禁固1年8カ月)を言い渡した一審・高知地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。無罪を主張していた被告側は即日上告した。
柴田裁判長は一審判決の大部分について「事実誤認はない」と判断。被告側が「県警の捏造(ねつぞう)」と主張していたスリップ痕については、「大型車の場合、低速度でも1メートル以上のものがつかないとはいえない」「白バイの衝突でバスが横滑りしてついた可能性もある」などとし「警察官が捏造した疑いは全くない」と述べた。量刑については「人ひとりの命を奪った結果は重大。不当に重いとはいえない」とした。
判決後の記者会見で、弁護人の梶原守光弁護士は「裁判所が予断を持てば、結論はどうにでもなるということを見せつけられた」と憤った。
片岡被告は「納得がいかない。最後まで闘う」と強い口調で話した。
ソース:asahi.com高知
片多康 高知地裁裁判長 判決記事
バス運転の被告に実刑 高知地裁判決 2007年06月08日
春野町の国道で06年3月、県警交通機動隊の白バイとスクールバスが衝突、同隊員(当時26)が死亡した事故で、スクールバスを運転していて業務上過失致死の罪に問われた無職片岡晴彦被告(53)=仁淀川町森=の判決公判が7日、高知地裁であった。片多康裁判官は「被害者にも前方注視義務があったことを考慮に入れても、被告の過失は大きい」などとして、禁固1年4カ月(求刑禁固1年8カ月)を言い渡した。「衝突時、バスは停車していた」と主張し、無罪を求めていた被告側は、即日控訴した。
判決によると、片岡被告は、06年3月3日午後2時34分ごろ春野町弘岡中の国道56号で、スクールバスを運転し、国道に面した駐車場から右折して国道に入るにあたり、右方の安全確認不十分のまま発進し時速約5〜10キロで走行中、右から来た白バイに全く気づかずバスを白バイに衝突させ、同隊員を死亡させた。
片多裁判官は、検察側が「衝突後の急ブレーキによるもの」とし、被告側が「県警が同僚をかばうために捏造(ねつぞう)したもの」としていた、路面に付いていたとされるバス前輪のスリップ跡について、「事故直後の現場は、多くの見物人が居合わせた衆人環視の状況にあり、捏造の可能性はほとんどない」などとして「容易に認定できる証拠」とした。
また、被告側が時速約100キロだったと主張していた衝突前の白バイの速度については、白バイは緊急走行の状態でなかった▽スリップ跡などを基にした県警科学捜査研究所の算定結果▽事故を目撃した別の白バイ隊員の証言には信用性がある――などから「時速約60キロからさほど乖離(かいり)していない速度」と認定した。
さらに、県警が被告を車に乗せたままで現場検証したことについては、「違法とは言えない」とし、被告が逮捕されたことについても「事故によって被害者が死亡した。不当とは言えない」と指摘した。
検察側の主張をほぼ認めた今回の判決に対し、被告の代理人を務める梶原守光弁護士は「判決は、全く説得力がなく納得できない。バスを実際に動かして検証するように求める申請をしたが、それもしないでスリップ跡があったとしている。徹底的に闘う」と述べた。
片岡被告は「自分は真実を伝えたつもり。この判決なら、(被告側の証人として)証言してくれた人の話がすべてうそ偽りということになる。こういう理不尽が通っていたら、冤罪事件は絶対に後を絶たないと確信した」と話した。
ソース:asahi.com高知







